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キッチンカーの電源を確保する方法とポイント

キッチンカーを始める上で確実に必要になるのが電気。

照明・冷蔵冷凍庫・ウォーマー・レジなど、提供するものによって差はありますが、電気は必ず使いますよね。

しかし、屋外で電源を確保する方法は意外と分からないもの。

そこで今回は、キッチンカーで電源を確保する方法と、注意点についてまとめてみました。

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発電機

オーソドックスな方法としては発電機で発電。

発電機にも種類がたくさんあり、何を基準に選んでいいのか分からないかと思います。

なので、いくつかポイントを挙げていきたいと思います。

消費電力

これがまず一番です。

キッチンカーに載せる機材の消費電力に見合う発電機を選びます。

僕のコーヒーを参考にするなら、1,230wが1台と900wが2台あるのですが、2,000wあれば営業できます。

というのも、全部を同時に使用することはほぼなく、水を温める時に一番電力を必要とするからです。

最も消費電力が大きい機材+αで余裕があればと思いますが、使うものによって異なる可能性もあるのであくまで参考程度に。

静音性

出来れば消音タイプの発電機を選びたいところ。

エンジンがむき出しになっていたり、消音が施されていない発電機はなかなかに音が大きいです。

出店場所によっては遠くに置くなどして対策出来るのですが、防音対策が必要になるイベントがあるかも。

発電機の消費電力に余裕があったほうが、音は抑えられる印象。

効果は分かりませんが、消音ボックスというのもあるので、お財布に余裕がある方は検討してみてもいいかもしれませんね。

重量

発電機の消費電力が増えれば増えるほど重くなるので、実は見落とせないポイント。

女性1人でも運べる発電機はありますが、2、30kg級も多くあります。

キャスターが付いていて動かすのは楽でも、車に載せたり降ろしたりの作業は体にきます。

発電機を買ったけど、想像以上に重くて一人では動かせない、なんてことにはならないように。

機能

他には、eco機能があったり、エンジンスターターがついていたり機能が充実しているタイプもあります。

メーカーはさほど気にしなくてもいいかと思いますが、海外製は説明書が英語だったり保証がなかったりするので、国産の方が安心。

注意点

発電機の使用中にガソリンが引火して爆発した前例もあるため、危険なモノを取り扱うという意識も必要。

忘れてはいけないのが、発電機とセットで消火器の用意もしなければいけません。

また、ガソリンはスタンドに行って携行缶という専用の入れ物にレギュラーガソリンを入れてもらいます。

自分で携行缶にガソリンを入れることはできません

蓄電池・ポータブル電源

僕は使ったことがないので、聞いたことと調べたことをまとめます。

蓄電池・ポータブル電源は小型のモノも多く、使い勝手が非常に楽です。

発電機のように大きい音が出るわけでもなく、家庭用のコンセントで充電出来るのでガソリンが要りません。

電力的には、知り合いの話によると1,000whの蓄電池で冷蔵庫を8時間くらい使えるそうです。

ただ、消費電力が大きくなると発電機の何倍もの価格になる場合もあります。

初期投資は高くつきますが、ガソリン代のことを考慮すると長期的にコスパはどちらがいいのか、というところですね。

個人的には、電力が1日持つのであればポータブル電源を使いたいです。

キッチンカーに限らず、アウトドアや非常事態でも安全に使用できるのもポイントですね。

電源を借りる

イベントでは基本的に発電機などが必要なのですが、電源を貸してくれる場合もあります。

使う機材の消費電力が大きい場合は、使えるかどうか確認した方がいいでしょう。

電源を貸してくれるからと言って、発電機を持って行かずに電力不足になってしまったら営業できませんからね、念には念を。

ちなみに、平日に定期出店するなど、休日ほど売上が見込めない場合は、可能なら発電機は使わないほうが無難。

僕の例でいうと、電源を借りて出店する予定の場所があったのですが、電力が足りなかったため発電機を使って定期出店していた時期がありました。

売り上げが微々たるものなのにガソリン代と出店料がかかる上、発電機の持ち運びの大変さや音が気になってしまい、結局、その場所での出店は辞めました。

まとめ

キッチンカーでの電源の確保は、消費電力が大きいものを使う場合は一筋縄ではいきません。

使用する機材や、使用環境に合った電源の確保ができれば何よりです。

これからキッチンカーを始めようと考えている方は、参考にしてみてくださいね。

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