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ラテアートの基本のハートの描き方

雰囲気の良いカフェなどで頼んだカフェラテにハート、リーフ、クマやウサギなどのラテアートが描いてあったら嬉しくなりますよね?

フルオートのコーヒーマシンでこういったアートを描くのは基本的には出来ませんが、エスプレッソマシンを使ってミルクの泡立ても出来るならアートを描けます。

シンプルなハートなら、ミルクの泡が浮く原理を理解していればすぐに描けるようになります。

そこで、基本のハートの描き方についてまとめたので、ラテアートを描いてみたいと考えている方は参考にしてみてくださいね。

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丸いハート

丸いハートを描くには、まずはミルクの泡が浮く感覚をつかみましょう。

ミルクの泡を浮かせることが出来たら、ハートにチャレンジ。

描き方の手順はこちら。

  1. かさまし
  2. 円を作る
  3. ミルクピッチャーを横にスライドさせる

ざっくりと、こういった流れでハートが描けます。

ハートのラテアート

かさまし

まずは、10~20cmほど高い位置からエスプレッソの中央辺りをめがけてミルクをやさしく注ぎ、コーヒーとミルクをなじませるイメージでハートを描くための土台となるキャンバスを作ります。

注ぐ量が多すぎたり乱雑に注ぐと、まだらになってしまうので注意。

かさましは、描きたいハートの大きさによって調節します。

  • かさましが多い⇒小さなハート
  • かさましが少ない⇒大きなハート

円を作る

次に、カップを傾けてコーヒーとミルクピッチャーを最大限近づけて、エスプレッソの真ん中あたりをめがけてミルクを注ぎ続けます。

コーヒーがこぼれないようにカップの傾きを直しながら、ミルクピッチャーも動かし続けて真ん中をキープ。

後半になるにしたがって注ぐ勢いが弱くなりやすいので、慣れないうちは段々注ぐ量を増やしていく意識を持つと良いでしょう。

ミルクを注ぐ時間が長いとハートが大きく、短いとハートが小さくなります。

この時にミルクの泡が浮いてこない原因として挙げられるのが、

  • ミルクの泡が少ない
  • 注ぐ勢いが弱い
  • 注ぐ位置が遠い

のどれかになります。

ピッチャーをスライド

カップがいっぱいになるくらいまでミルクを注いで円が作れたら、ミルクピッチャーを上に持ち上げながらミルクを注ぐ方向に向かってスライドさせます。

ラテアートの仕上げ

こうすることでハートの尖った部分が描けます。

これで丸いハートの完成です。

カップのド真ん中に左右対称のハートを描くのは難しいですが、円を作ってミルクピッチャーを持ち上げながらスライドさせる、という一連の流れに慣れていきましょう。

レイヤーハート

ここから一気にレベルが上がります。

レイヤーハートはミルクの泡の白い線が何重にも重なったハートです。

レイヤーハート

  • 良いエスプレッソ
  • 良いフォームミルク
  • 一定のリズム
  • バランス

が揃わないと、本当にキレイなレイヤーハートは描けません。

ラテアートの基礎になるのでしっかりマスターしましょう。

描き方

一連の流れは丸いハートと同じ。

  1. かさ増し
  2. コーヒーの真ん中でミルクピッチャーを振りながら注ぐ
  3. 横にスライドさせる

レイヤーハートはラテアートに欠かせない技術である、ミルクピッチャーを振るという動作が入ってきます。

初心者の方が陥りがちなのが、ピッチャーを振ることを意識しすぎるあまり、細かく振りすぎてしまってミルクの泡がキレイに流れないこと。

「振る」というよりは「揺らす」というイメージで、焦らずにミルクを大きく動かす意識で注ぐとすんなり描けたりします。

ポイント

初めてレイヤーハートにチャレンジするときのポイントは、何と言ってもミルクの泡がスムーズに流れる感覚をつかむこと。

それには、ゆるすぎず固すぎないラテアートに最適なミルクを作る必要があります。

ラテアートが描きやすいミルクを作れたら、丸いハートを描く要領でカップにミルクピッチャーを近づけていくと泡がスーッと流れていきます。

そのタイミングでミルクピッチャーを振り始めて、一定のリズムで振りながら注ぎ続けます。

ミルクの泡が浮く前に振ってもアートは描けません。

レイヤーハートはラテアートの基礎になるため、上達を目指すのであればしっかりとマスターする必要があります。

ラテアートが上手く描けない時に基本のハートに戻って練習してみたら、上手くいくようになることもあります。

初めての方も練習中の方も、きれいなレイヤーハートを目指しましょう。

まとめ

ラテアートのハートの描き方のイメージはつきましたか?

ラテアートは言葉だけで伝えるのは非常に難しいため、何度も繰り返して感覚を養っていきましょう。

初めてミルクの泡を浮かせることが出来たとき、スーッと流れていく感覚がなんとなく分かったときの感動は今でも忘れられません。

立派なエスプレッソマシンがなくても、ラテアートを描けるような環境を作りやすくなってきているので、より多くの人が楽しめるようになったら嬉しいですね。

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