コーヒーが好きな人なら、自宅でもコーヒー豆を挽いてドリップしてコーヒーを淹れることもあるかと思います。
自分が求める、美味しいと感じれるコーヒーを淹れることができたら嬉しいですよね。
コーヒー豆にはそれぞれ特徴があり、淹れ方も人によってそれぞれ好みがあります。こうしないといけないとか、それは違うとかということはなく、その人にとって美味しいと思う淹れ方があるならそれはそれでいいと思います。感じ方は人それぞれ、淹れ方は自由だと思います。
それでも、最低限知っておきたい、ドリップコーヒーを美味しく淹れるコツもあります。今回はドリップコーヒーの淹れ方について考えてみましょう。
必要な道具
これは美味しい!と思えるコーヒーを淹れることができたとしましょう。もしくは、もっと美味しく淹れることができるはず!と感じる時があるかもしれません。
あの時の味をもう一度味わいたい!、より好みの味に近づけたい!となったときに、その時の様子をデータとして残しておく必要があります。
そのために必要な僕も使っている道具を紹介していきます。
ドリップスケール
これは、重さと時間を同時に図ることができるスケールです。ドリップコーヒーを美味しく淹れるためには、コーヒー豆の量(重さ)、蒸らし時間、抽出にかかる時間、抽出量を記録する必要があります。
そして、その記録をもとに増やしたり減らしたり調節して目指すコーヒーに近づけていきます。
コーヒーミル
コーヒー豆を細かく挽けば苦みが、荒く挽けば酸味が出てきます。
ペーパーなどの場合、細かく挽くと目詰まりする可能性もあるのでコーヒー器具に合った調節も必要になります。
このコーヒーミルについてはブログ内でも紹介しているので覗いてみてください。
温度計
お湯の温度はコーヒーの味わいに大きく影響する要素の一つです。
お湯の温度が2℃以上変わってくると味の変化が明らかになってきます。温度が高ければ苦みが、低ければ酸味が目立ってくるので、温度を上下させてチェックしながら好みを探っていきましょう。
温度計がない場合は、沸騰させてから時間経過でお湯の温度を調節してみましょう。
ドリップケトル
ドリップする時にダバーっと注いだのではコーヒー粉が暴れて雑味の出やすい状況を作ってしまいます。
なので細口で湯量を調節しやすいドリップケトルを用意しましょう。
これは温度計付きの電気ケトルで温度調節、保温も出来るのでとてもおススメできるコーヒー器具です。
淹れる
道具が揃ったところで実際に淹れてみましょう。
コーヒーの教科書にあるような、基本的なことを守ればあまり神経質になる必要もないかと思います。
- コーヒー粉全体を湿らせて蒸らし30秒
- のの字を書くように、コーヒー粉とドリッパーの境にによりすぎないように丁寧に注ぐ
淹れ方は人それぞれ個性的な方法もあるので、気に入ったやり方で淹れてみましょう。
あとは、その都度記録をとり、レシピを変えていくと自分好みの美味しいコーヒーに近づけていけるでしょう。
最後に
美味しいコーヒーを淹れることができたら嬉しいですし、何よりストレスなくコーヒーを楽しめます。
僕がもともとコーヒーをブラックで飲めなかったのも、のどの奥がイガイガしたり、舌の上がザラザラするのが嫌だったんです。
美味しいコーヒーはそういったこともなく、スーッと入ってくるのでコーヒー本来の風味を楽しむことができます。
冒頭にも書きましたがコーヒーの好みは人それぞれ。ご自身の美味しいと思えるレシピを見つけることができたら幸いです。

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