コーヒーにはエスプレッソ・フィルター・フレンチプレスなどなどいろいろな抽出方法があります。
その中でも、コーヒー粉を水に浸けて常温又は冷蔵庫に入れて約8時間かけて抽出する、水出しコーヒーという抽出方法もあります。
水出しコーヒーで使用する液体はもちろん水ですが、水の代わりにミルクを使うのがミルクブリュー。
耳にする機会が増えてきて気になっていたので、ミルクブリューコーヒーを作ってみました。
ミルクブリューコーヒー
ミルクブリューの前に。
ミルクとコーヒーを使ったコーヒーメニューにはカフェラテ・カフェオレ・コーヒー牛乳があります。
コーヒー牛乳は牛乳にコーヒーと砂糖を加えた飲み物、といわれています。
どちらもコーヒーとミルクを使っていますが、ミルクブリューも含めてそれぞれの味わいの違いは別物です。
作り方
ミルクブリューと聞くと作り方は難しいのでは?と思うかもしれませんが、コーヒー粉をミルクに浸すだけなので簡単。
今回のお試しレシピは
- コーヒー粉(中煎り、中粗挽き):40g
- ミルク:500ml
普段ハンドドリップで淹れるようなレシピでも美味しいですが、ミルクのコクに負けないようにコーヒー粉を少し増やすか、気持ち細かく挽くといいかもしれません。
その辺りはお好みで調節してみてください。
では、HARIOの水出しポットにコーヒー粉を入れてミルクを注ぎます。
最初はコーヒー粉がミルクに浸かりきらなかったので、当初の予定よりミルクを増やしてギリギリ浸かるくらいにしたのが今回のレシピ。
後日検索してみたらHARIOからミルク出しコーヒーポットが発売されていたので、ミルクブリューコーヒーを作るときはこちらの方が間違いなく使いやすいです。
お好きなコーヒー粉を浸けても良いですし、完全に沈めるタイプのドリップバッグを浸けてもいいですね。
味わい
冷蔵庫に入れてから約8時間後。
見た目はミルクが茶色がかった色あいで、思いのほかコーヒー色はあまり出てきませんでした。
しっかりコーヒーの味わいが感じられるというよりは、ミルクをベースにしているだけあってミルクにコーヒーの風味が溶け込んだ感じ。
カフェラテに比べるとコクは少なく、カフェオレほどコーヒー感が少ないのでスッキリとゴクゴク飲めるコーヒーといったところでしょうか。
使用するコーヒー豆やレシピにもよると思いますが。
浅煎りから中煎りくらいのスッキリしたコーヒーをミルクに浸ければ、暑い時期にピッタリなコーヒーメニューになると感じました。
なんなら、ミルクブリューコーヒーをエスプレッソマシンのスチームで温めても面白いかもしれませんね。
今度試してみます。
まとめ
今回試作したミルクブリューコーヒーはざっくりとしていますが、美味しく作れましたし、改良を重ねればより美味しくなるのではないかと思います。
また、コーヒーではなくても紅茶など浸漬式の飲み物にも応用できそうですね。(←カスカラでミルクブリューを作ってみました)
ミルクブリューの作り方は簡単で、スッキリとしたミルク入りコーヒーを楽しめるので気になる方はぜひ挑戦してみてくださいね。