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キッチンカーで売れるものと売れないもの

店舗を構えるよりも気軽に開業できるキッチンカー

しかし、店舗とキッチンカーではターゲットが大きく異なるため、利益を残して長く続けていくには売れるもの売れないものを把握することが重要になります。

経験談から言うと、売れる売れないの差はかなり大きいです。

そこで今回は、キッチンカーで売れるものと売れないものについてまとめました。

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売れるもの

キッチンカーで売れるものは、身近で馴染みのある定番メニューや流行りもの

なおかつ、そのお店独自の強みを活かした素材やキャッチコピーがあると、人気店に成り上がれるでしょう。

カレーで例えると、ただ単に「カレー」ではなく「数種類のスパイスをオリジナルブレンドしたカレー」のような感じ。

売れるものは多くのキッチンカーが販売している可能性が高いので、差別化をする必要があるということですね。

では、ざっくりとジャンル分けしてみていきましょう。

食事系

カレー・ピザ・ハンバーガーなどは鉄板。

ピザ

こういった食事系のメニューは季節はあまり関係ありませんし、単価が高いので利益率が高いのが特徴。

出店する前に仕込みをしっかり行うことで、提供スピードを上げて出来るだけ回転率を上げていきましょう。

よほどの人気店であったりニーズを満たしていない限り、提供に時間がかかりすぎるとお客様は離れてしまいます。

仕込みすぎてロスが多くなると、ダメージが大きいのがデメリット。

スイーツ系

スイーツでまず思いつくのはクレープやかき氷ではないでしょうか?

クレープ

キッチンカーもそうですが、屋台でもクレープやかき氷は馴染みがあるので、夏のお祭りや花火などのイベントでは大人気メニューです。

かき氷は原価が安い上にニーズが非常に多いので、暑い時期にメニューに取り入れればイベントでは行列間違いなしです。

食事系より単価が低くても、時間を問わないのがメリット。

ドリンク系

ドリンク系の定番はやはりタピオカ。

タピオカ

一時期流行っていた時は、寒くても冷たいタピオカを販売するキッチンカーに行列が出来ていたほど。

タピオカの他にはフルーツジュースや抹茶系ドリンクも人気がありますね。

ドリンク系の強みは、プラスチックカップを使用して飲み物をきれいに見せれるので、写真映えを狙いやすいです。

売れないもの

売れるものは良いですが、問題は売れないもの。

売れないものは、珍しすぎるメニューやニーズに合っていないメニューが挙げられます。

キッチンカーはメインのターゲットが通行人になるため、パッと見で分かりにくかったり、必要じゃないと判断されたら興味を持ってもらえません。

キッチンカーを始めた理由が、こだわりのものを多くの人に知ってもらいたいという場合は悩みどころ。

珍しすぎたりニーズに合っていないものは、どれだけこだわって美味しくても売れません。

悩む

例えば、こだわりのコーヒーを販売するとしましょう。

かなりの来場者数が見込める花火・お祭りなどに出店したとしても、少ししか売れません。

そいういったイベントは、暑い時期に開催されて家族連れが多い傾向にあるので、お子さんはかき氷やクレープ、大人の方はビールやおつまみになりそうなものやジュースなどに人が集まります。

ニーズが合っていないので、コーヒーが本当に好きな人しか飲まないんですよね。

コンセプトを大事に

こだわりのものを知ってもらいたくて始めたキッチンカー、でも売れないから売れるものに路線変更しよう、というのはどうでしょうか?

売り上げを作るためにキッチンカーを始めたのなら売れるものを何でもやってもいいと思いますが、そうでない場合は難しいですね。

頑張って認知度を上げて、試行錯誤して利益を出していくしかありません。

こだわりのものを簡単に諦めるのであれば、最初から売れるものを売る方が健全です。

経営の本などには「諦めずに続けるから、その結果成功する」とよく書かれていますが、それには納得できますし、やり続けようと思えます。

とはいえ、こだわり続けても売り上げを作れなければ生活できないので、時には何かを妥協することが必要になる可能性も。

まとめ

売れるもの=売りたいもの、とは限りませんし、地域やニーズによって求められるものが変わります。

キッチンカーでいろいろな場所・イベントに出店してみて、提供するメニューとの相性を感じてみましょう。

最終的には、売りたいものがいつでもどこでも売れるようになるのが理想ですね。

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