今年の夏は雨の日が多く、気温がなかなか上がらない日が続きますね。
夏なのに秋雨前線とか、もう秋なのか?はたまたまた暑い日が戻ってくるのか?なんだか最近は気候が読めませんね。
さて、お客さんに興味を持ってもらえるような文言を伝えるために、手書き看板を屋外で使用することはありませんか?
その場合に厄介になってくるのが雨。
せっかくキレイにメニューや絵などを描いても、突然の雨に流されて書き直しなんてことはよくあることです。
僕も手書き看板を使っておススメメニューを書き直したりしているのですが、字を書いたりちょっとしたデザインで装飾するのがかなり苦手なので、書き直しは出来るだけ最小限にとどめたいと考えています。
そこで今回は、手書き看板を雨から守る方法をご紹介します。
看板カバーを被せる
まず、手っ取り早い方法は看板カバーを使用することです。
こちらの商品は参考の一つで、探してみると素材やサイズ、ちょっとした機能の違いがあるので、ご自分の看板に合うモノを探してみてください。
ここで、僕が看板カバーを数年使ってみて感じたメリット、デメリットを挙げたいと思います。
メリット
- 安い
- 手軽
- 看板全体を覆える
デメリット
- 穴が開く
- 見えにくくなる(看板に書いたインクなどがカバーの内側につく等)
- 収納の手間
雨の日はいつも看板カバーをかけていましたが、突然の雨や気づかないうちに出来た穴や破れなどで結局書き直したこともしばしば。
そこまで高いお買い物でもないので買いなおしてもいいと思いますが、今回はあくまでも書き直しを極力なくすことなので、少しニュアンスが違うかなと。
アクリル板を貼る
他に手書き看板を雨から守る方法はないかと考えて、思いついたのがアクリル板を板面に貼ること。
看板の枠内ピッタリにアクリル板を貼ってしまえば濡れることもなく、片付けの手間もなく、汚れもサッと一拭きで済む手軽さ。
看板カバーよりも費用はかさみますが、それ以上におススメしたい方法です。
アクリル板
そもそもアクリルはプラスチックの一種で透明度が高く、加工もでき、耐久性にも優れいて、それが板状になったものがアクリル板です。
似たものに塩ビ板というモノもありますが、コストは高くなりますがアクリルの方が透明度が高いようなのでアクリル板を使用します。
アクリル板はホームセンターでも売っていて、見に行った感じでは、厚さは2mm〜、大板のもので4,000円くらい、カット加工も行ってもらえるようです。
ただ今回は雨よけのためなので、特に強度は必要ないため厚さ1mmのアクリル板を購入出来るところをネットで探しました。
そこで見つけたのが「ヒョーシン」さん。
必要なアクリル板のサイズを入力していくと、見積もりからそのまま購入出来る流れなので、とてもスムーズで分かりやすかったです。
88cm×42cmのアクリル板2枚で少し加工を加えて5,000円くらいでした。
アクリル板を枠内ピッタリにしたら外せなくなるので一部だけ角をこのように。
看板に貼る
では看板に貼ってみましょう。
僕が使っている看板はマグネットが使えるので、アクリル板の端に沿ってマグネットテープを貼って、隙間から雨の侵入を防ぐ&しっかりくっつけました。
ちなみに、マグネットテープを貼らなくてもズレたりせず多少の雨なら平気でしたが、板面が濡れない保証は出来ないので、何かしら対策は必要になるかと思います。
マグネットの厚み(マグネットは厚みがある方が磁力が強い)、サイズ感、価格等も考慮した上で、今回使用したマグネットテープはこちら。
マグネットテープを貼るところをキレイにして、アクリルから外にはみ出ないように丁寧に貼っていきます。
アクリル板のはがし始めのところは少し余裕を持たせてみました。
完成!
文字はしっかり見えるし、良い出来栄え。
アクリル板を使うことで光沢が出るのでマットな感じにはなりませんが、長く使っていたらいい意味でくすんで落ち着いてくるんじゃないかと思います。
最後に
手書き看板の雨よけ対策でアクリル板を貼る方法はいかがでしたか?
多分、必要ない方には全くもって関係ない話かもしれませんが、同じような悩みを抱えている方の参考の一つになればと思います。
個人的にはかなりおススメの方法なので、興味がある方は是非試してみてください。
※追記
看板に直射日光が当たって、アクリル板が熱をもつと丸まってマグネットテープからはがれてしまうので、テープにアクリルにも使える接着剤を塗って補強しました。
アクリル板を厚くしたら丸まらないかもしれません。