connex coffeeを開業して初めての青色確定申告。
今まで確定申告のことは知っていましたし、やった方が得するのは分かっていたものの、やり方も分からないし面倒だからと避けていました。
しかし個人事業主となった今、税金がらみも自分でできることはやらなければいけなくなりました。不安はもちろんあったので、まずは確定申告についての本を買ったり、ネットで調べたりして簡単な基礎知識を勉強しました。
その中で、個人事業主なら長期的に見ても青色で確定申告をすることがとても重要であることを知りました。
そこで、僕の経験をもとに青色での確定申告のメリットをご紹介します。
青色確定申告
確定申告には青色と白色がありまして、控除額が違ったり、特典がついていたりと結果的にみると税金がだいぶ変わってきます。
詳細は税務署や商工会などに相談することをおススメします。
赤字の繰り越し
青色の確定申告で一番気になっている点は、赤字を3年にわたって繰り越せるという特典です。白色の場合はその年の分でしか開業費を計上できません。
個人事業主として起業したら、たいていは借金なりなんなり、開業費で赤字になるはずです。すべて自己資金でまかなえる場合は別ですが。
どういうことかというと、例えば2年目が黒字になったとしたら1年目の赤字を繰り越して所得を減らすことができます。
税金は所得をもとに計算するので、結果として所得が少なくなってしまったのなら、少ない方が支払う税金が安くなるのでお得ですよね?
僕はまだ1年目なので、この後にどう響いてくるかはまだなんとも言えないところですが。
特別控除
また、所得から最大65万円の青色申告特別控除を受けられる特典もあります。
所得から最大65万円を控除できるので、その分の税金を減らすおおきな手段の一つになります。
これは白色にはないので、個人事業主にとってはかなりのメリットになると言えるでしょう。
確定申告のやり方
では青色の確定申告をやるにはどうしたらいいのか?
僕は簿記やらの資格も知識もないので詳細は書けませんが、今年初めて相談しながらやってみた感想としては、日々の記録をきちんとつけていくことがとても大切であるということです。
それに合わせて、領収書やレシートを7年間保存しておくことです。これは事業のために必要な経費だったんだ!という証明になります。事業と全く関係のないのはダメですよ?
そしてその収支の合計を確定申告書類に記入していく、というのがざっくりとした流れです。
確定申告の時期は2月16日から3月15日で青色申告の申請は開業してから2カ月以内。申請を忘れると自動的に白色申告になるのでご注意を。
今までならその期間に税務署に行かなければならなかったのですが、最近では国税庁のホームページや確定申告のソフトで作成できるのでかなり身近なものになってきた気がします。
僕はfreeeというソフトを使って日々の記録付け、確定申告しました。とはいえ、それでもあいまいな点は出てきてしまうので、商工会の方と相談しながら確実にやっていきました。
freeeはクレジットカード、銀行、エアレジと連携でき、引き落としや売り上げを自動的に入力していくことができるのでとても助かっています。
最後に
確定申告と聞いただけで難しそうな話だ、と思ってしまいますよね。しかし、確定申告が出来るようになることのメリット、お得感はあります。一度やってしまえばあとは同じことの繰り返しになるようなものです。
個人事業主の方は特に、青色で申告することを強くお勧めします。分からないところは早めに相談し、ソフトなどを使って少しでも手間を省いてやっていけたら、思っていたよりは出来るもんだ、となるかもしれません。
この記事を読んで、青色の確定申告をするための参考に少しでもなればと思います。
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