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キッチンカーの開業で失敗しないために

最近ではよくキッチンカーを見かけるようになりました。テレビCMで使われていたり、特集を組まれたりすることもあったり、街中で見かける機会が増えました。

キッチンカーは実店舗よりも安く開業する事ができ、許可さえもらえればどこでもお店を始めることが出来るという強いメリットがあります。

言ってしまえば車なので、最悪の場合も店舗ほどダメージは大きくないのでリスクは低いと言えるでしょう。

とはいえ、ある程度のまとまった出費が必要なのでできるだけ失敗はしたくないですよね?

今回は、キッチンカーでの開業にあたって、車両の選び方のポイントをいくつか挙げていきたいと思います。

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購入方法

キッチンカーで開業するには、制作会社に依頼・中古車・自分で改造する、の三つの選択肢のいずれかで車両を購入することになるかと思います。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、何がどう違うのか、それらを比較して考えてみましょう。

制作会社に依頼

これは間違いないです。

車から販売スペースから一から相談しながら造り上げることができ、制作会社ならではの知識・経験もあるので安心です。

ただ、中には販売スペースを造るだけの業者もあるので注意が必要です。

というのも、許可や申請に関する知識が少なく、安く造ったはいいけど車検や許可が下りない、などの何かあったときの対処が難しくなることがあるかもしれません。

僕は東京の立川にある「あいあんクック」という実績・経験のあるキッチンカーの製作会社に依頼したのですが、いろいろと相談に乗ってくれて助かりました。

制作会社に依頼する場合の予算は400万ほど、といったところでしょうか。

数社から見積もりをもらって、比較・検討しましょう。

中古車

販売内容の営業許可とキッチンカーの内装が一致していたら、これほど安く済んで楽なことはないでしょう。

厨房機器も乗っている車両もあるので、中古車を購入して各自治体の保健所の許可が下りればすぐに開業できます。

走行距離・車検の有無・駆動など、車としての性能などもきちんと見ておきましょう。

また、中古のキッチンカーは必ず実際に見てください。

思ってた以上に販売スペースが狭かったり、導線がよくなかったり、見てみないと分からない部分が多いです。

自分で造る

自分で乗りたい車を決め、一から自分で造っていきます。

知識・センス・技術なども必要になってくるので、DIYに長けている人なら自分で造ってみるのもストーリー性もあっていいですね。

大変な分、愛着はかなり湧くと思います。

僕はDIYに関することはほぼ皆無なので、自分で改造することは全然考えませんでした。こういうことが出来る人は憧れます。

必要なこと

キッチンカーの開業で失敗しないために、覚えておくべき必要なことは何でしょうか?

これから挙げることは必須事項なので、自分で造る方は特に覚えておきましょう。

営業許可

営業許可を考慮しながらキッチンカーを選ばないと保健所からの許可が下りないため、保健所の担当者と相談しながら内装づくりを進めていきます。

販売するもの・担当する自治体・キッチンカーによって保健所の営業許可が降りる内容が異なるので注意が必要です。

8ナンバーの取得

忘れがちですが、これも忘れずに。

キッチンカーとして道路を走るなら8ナンバーを陸運局から取得する必要があります。

キッチンカー=改造車、になるので8ナンバーを取得しないと法に触れてしまう可能性が。。。

普通自動車以上のサイズの場合、8ナンバーの方が諸経費が安くなることもあるので、今後のためにも取得しましょう。

販売品目数

車のサイズによって提供できる品目数が変わってきます。

軽自動車では一品目、普通車以上では二品目以上の飲食物を営業許可の範囲内で提供することが出来るようになります。

例えば喫茶営業を所持している場合、軽自動車ならドリンクのみ、普通車ならドリンクと茶菓の提供が出来るということです。

※2021年6月1日、食品衛生法の改正によって喫茶店営業が飲食店営業に統合されました。

いろんなキッチンカーを見ていると怪しいお店も多々見られますが。。

僕の場合は、最初は安く済ませるために軽自動車で考えていたのですが、立って仕事をすることを考えたら、結果的に普通車という形になりました。

最後に

キッチンカーの開業で失敗しないために必要なことは、ざっくりとお分かりいただけたのではないでしょうか?

長く快適に営業を続けていくためにも、ご自身が本当に納得できるキッチンカーに出会いたいものですね。

これからキッチンカーを始めることを考えている人にとって参考になればと思います。

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