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電動コーヒーミル「カリタNextG」の分解掃除を解説

コーヒー好きの皆さん、コーヒーミルのお掃除はしていますか?

コーヒー豆を挽いてそのままにしておくと、知らず知らずのうちにコーヒー粉がミルの内部に溜まってしまい、どんどん古くなってきてしまいます。

それが新しいコーヒー粉に混じり、味に悪い影響を与えてしまう可能性があることは想像できるのではないでしょうか?

とはいえ、電動コーヒーミルを分解してお掃除するのは難しそうだ、壊れてしまわないか不安に感じてしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、電動コーヒーミルのカリタNextGを分解してお掃除する流れを解説します。

意外と簡単に出来ますし、他のコーヒーミルをお持ちの方も参考になると思うので、この記事を読んでクリーンなコーヒーを取り戻しましょう。

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簡単掃除

まずは簡単掃除からご説明。

ミル内部には意外とコーヒー粉が残っているので、散らかっても大丈夫なように下にシートを敷いておきましょう。

また、安全のためにコンセントは必ず抜いておきます。

簡単な分解掃除するために必要なものは

  • マイナスドライバー
  • ブラシ

まず、NextGを正面から見てダイヤルの両脇にあるシルバーのネジをマイナスドライバーで緩めます。

NextGのダイヤル

完全に外れるとダイヤルがゴトっと落ちそうになるので、外れそうになったら支えながらネジを抜きます。

NextG内部

ダイヤルが外せたらブラシでコーヒー粉を払い落します。

ブラシはお掃除に万能な歯ブラシでもいいですし、ツールからこだわりたい方はコーヒーミルブラシもあるのでお好みで。

コーヒーミルブラシは内部の奥の方まで届くので使いやすいですけどね。

NextGのミル刃

更に外すとNextGのミル刃がお目見え。

赤丸のバネは固定されていないので、外した時に無くさないように注意してください。

そして、ミルに付いたコーヒー粉をブラシできれいに払いましょう。

簡単掃除はこれで終了。

この後はもとに戻す作業で、外したミル刃はゆっくり回転させながら押し込むとハマるポイントがあり、最後にダイヤルも取り付けて完了。

意外と簡単ですよね?10分もあれば出来るので、定期的に内部も掃除して美味しいコーヒーを楽しみましょう。

しっかり掃除

しっかり掃除に必要なものは、簡単掃除で使用した道具に加えて

  • プラスドライバー
  • 先の尖ったもの(つまようじなど)

が必要になります。

まずは簡単掃除と同様に分解します。

下の写真は本体から外したミル刃ですが、赤丸で囲ったネジ山の中にコーヒー粉が詰まっているので、先の尖ったもので取り除いてからプラスドライバーで緩めます。

NextGのミル刃のネジ

分解するとこんな感じ。

NextGのミル刃の分解

よく見るとネジ穴が4ヶ所あるように思ってしまうのですが、実際は2か所は内側は真っ平なので、取り付ける時はギザギザがある方で。

赤丸のゴムのリングも無くさないように気を付けてくださいね。

深煎りのコーヒー豆も挽いていると刃に油分が付着して結構ギトギトになるので、中性洗剤で水洗いします。

NextGの刃はセラミックなので錆は大丈夫だと思いますが、洗った後は水分をとって、完全に乾かしてから戻しましょう。

本体側の刃も外して、同じようにキレイにします。

NextGの内部

本体は水洗い厳禁なので、内部はコーヒー粉を払った後に少し濡らしたキッチンペーパーなどで拭き上げます。

ティッシュは細かいクズが残りやすいので使わない方がいいかと。

掃除は以上で、元通りに戻したら最後にダイヤル調整も合わせてやってしまいましょう。

ダイヤルの真ん中のビスをプラスドライバーで緩めてカバーを外すと、

NextGのダイヤル

こうなってます。

NextGのダイヤル内部

赤丸で囲った水色の物体はグリス(潤滑油)だと思われるので、そのままにしておきます。

グリスがなくなると、ダイヤルの動きが悪くなって破損につながるかもしれませんので。

写真では本体からダイヤルを外してしまっていますが、本体にダイヤルを装着した状態(カバーは外したまま)でスイッチを入れて作動させます。

白い歯車を右に回していくと刃と刃が擦れる音がするので、音が聞こえたらすぐにスイッチを切ります。

そこから白い歯車を1メモリ左にずらしてから、ダイヤルの一番左のメモリ(一番細挽き)と本体の丸印を合わせてカバーを取り付けます。

NextGのダイヤル調整

これでダイヤル調整が出来たので、あとはいつもの粒度に合わせればOK。

以上でしっかり掃除も完了です!

まとめ

カリタの電動コーヒーミル「NextG」の分解掃除の流れは、お分かりいただけたのではないでしょうか?

難しそうに感じますが、やってみると案外簡単に出来てしまうものです。

他のコーヒーミルの場合は、構造は違えどやることは同じなので応用できるかと思います。

定期的に内部までしっかりときれいにして、クリーンなコーヒーを楽しみましょう。

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