安曇野市のキッチンカー。12月に実店舗オープン予定。
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機能充実!家庭用電動コーヒーグラインダーのFellow Ode Brew Grinder Gen2(フェローオードブリューグラインダージェンツー)

4.0
グラインダー

家庭用といっていいのでしょうか。

Fellow(フェロー)から性能・機能共に業務用に匹敵するような電動コーヒーグラインダーが登場しました。

あったらいいな、とバリスタが考える機能が満載で、これを買えば間違いないと思えるほど。

今回の記事では、現時点で家庭用として最上級であろうFellowのコーヒーグラインダーをご紹介していきたいと思います。

これはホントに必見です。

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Ode Brew Grinder Gen2

まず経緯として、数年使っていたカリタのネクストGが突然動かなくなり、修理にも時間がかかりそうだったので代替機をすぐさま購入することに。

最低限の機能として

  • 静電気対策が施されている
  • ホッパー容量80g以上

は欲しかったです。

この条件を満たす機種で絞ると案外少ないんですよね。

業務用も含めると選択肢は増えるのですが、値段とキッチンカーでの使用状況的に考えると家庭用かなと。

パッと調べたところ、FellowとVariaでスゴく悩みました。

どちらもコーヒーグラインダーとしての性能は十分で、Variaは挽目が無段階調整可能でエスプレッソにも対応。

しかし、静電気対策とホッパー容量の条件で今回はFellowに軍配が上がりました。

FellowからはOpus Conical Burr Grinderも発売されているのですが、フラット刃が良かったのとグラインドスピードの速さの観点から、Ode Brew Grinder Gen2(以下Odeと記載します)にしました。

FELLOW Ode Brew Grinder Gen2(フェローオードブリューグラインダージェン2)

グラインダーの性能

ホントにスゴイの一言。

家庭用にここまでの性能が必要なのか?と思うほど造りこまれています。

自分たちをコーヒーオタクと称するほどの方たちが作る商品というだけあって納得。

64mmのフラット刃

独自の2段階グラインド形状を持ち、コーヒーのフレーバーをクリーンに保ちながら、甘くバランスのとれた一杯を作り出します。

しかも、このOdeはPID制御のモーターにより、すべての豆に同じ力がかかるため安定した挽き目を実現しています。

PID制御とは:P(比例制御)、I(積分制御)、D(微分制御)を表します。グラインダーで例えると、コーヒー豆を粉に挽き(P)、目標値よりも粉が細かくなりすぎないように(D)、一定の粒度を保つ(I)というイメージになるのかと。

PID制御はエスプレッソマシンの湯温の調整にも搭載されている機能なのですが、グラインダーにも使われているのは初めて聞きました。

大きめのフラット刃に加えてPID制御による粒度の安定、いかにクリーンなコーヒーを抽出できるか想像できますね。

31段階の挽き目調整

Odeはエスプレッソ以外の粒度に対応していて、表示が分かりやすくて使いやすい。

follow・odeのメッシュ調整ダイヤル

個人的には、調節幅が細かすぎるよりも、ある程度調節できるくらいの方が分かりやすくていいかなと考えています。

ドリップ~フレンチプレスに対応できる幅の広さは必要ですけどね。

fellow・odeで挽いた粉

画像左から粗挽き・中挽き・細挽き。エスプレッソ非対応だけど、しっかり細かく挽けます。

PID制御もあるので粒度のバラツキは少なく、均一。

しかも、ホッパーのフタの裏には粒度の目安となる表示があるので、ネットで粒度の検索をしなくても、パッと見て挽き目を直感的に変えれるので非常に便利。

fellow・odeの粒度表示

最高。

便利な機能

  1. 挽き目を調整
  2. スイッチオン
  3. ホッパーにコーヒー豆を投入

といった流れで使い方は他のグラインダーと同じ。

スイッチを入れてミルを回した状態でコーヒー豆を投入すると、より均一に挽けてミルの負担も減らせるそうですよ。

fellow・odeのホッパー

使ってみた感じ、挽くスピードが早くて静か

「ブーン…ゴトゴトゴト」といった音で、気づけば挽き終わり、オートストップ機能が付いているのでコーヒー豆が挽き終わったら自動で止まります。

便利すぎて最高。

静電気低減機能

コーヒー粉やチャフの飛び散りは厄介なので、静電気低減機能は外せません。

連続で挽くとさすがに少し散らばりますが、受缶の蓋は付けておいた方が飛び散りは少ない印象。

説明書には、静電気低減機能をしっかり発揮させるには、コーヒー粉の出口をきれいに保つことが必要とも書いてありました。

磁石で止まるキャッチ

本体と受缶は磁石で止まるようになっていて、近くに寄せるとスッとポジションが固定されるので気持ちいい。

磁石

注意点として、磁力が強力なため電子機器の近くで使用しない方がいいそうです。

なので、acaiaなど使用している方は念のためにOdeの受缶とは別の容器で計量するのがいいかと思います。

この受缶にはメモリが書いてあるのと、ドリッパーに移すときにコーヒー粉がはみ出ないようにガードが付いています。

fellow・odeの受缶

幅広のドリッパーはドサッと入れてしまいますが、エアロプレスなどにはガードが付いている方で粉を移すと便利です。

グラインドノッカー

コーヒーショップのグラインダーと言えば、のEKにも備わっているノッカー。

fellow・odeのグラインドノッカー

これをパンパンして、グラインダーに残ったコーヒー粉やチャフを振動で落とすという機能。

EKを使っているかのような気持ちになれます。気持ちは自己満ですが。

スペック

  • サイズ:239mm(横)・105mm(幅)・248mm(高さ)
  • 重量:4.6kg
  • 素材:ステンレス、ABS樹脂、TPE
  • 容量:100g(深煎りの場合はこれより少ない)
  • 付属品:クリーンブラシ
  • 原産国:中国
  • 電気規格:150w, 50-60hz, 100v
  • コード長さ:約1m

fellow・odeのセット内容

Odeに同梱されているものは上記のものなのですが、付属のブラシや本体背面まで細部にわたってデザインされているのがまた良き。

fellow・odeの付属ブラシ

fellow・odeの背面

使用感

総評して最高の家庭用グラインダーであることは間違いありません。

ただ、使ってみた正直な感想も載せておきます。

計量しながらしばらく使ってみたところ、豆から粉にした時の誤差は最大0.5gでした。

スムーズに挽ければ誤差はほとんどないのですが、コーヒー豆のスクリーンサイズが大きいほど誤差が出やすい印象。

余分な粉をノッカーで落とそうとしてもすぐには落としきれない時があります。

あとは、今までコーヒー豆が詰まることはあまりなかったのですが、豆によっては詰まることも。

調節ダイヤルを一番粗くして、スイッチを入れた状態で軽く揺らしたりすると、詰まりが解消されます。

まとめ

FellowのOde Brew Grinder Gen2は家庭用最高峰の電動コーヒーグラインダーと言ってもいいでしょう。

見た目のカッコよさもさながら、機能が充実しすぎて多くのコーヒーラバーを魅了するのではないでしょうか?

ストレスなくクリーンなコーヒーを楽しみたい方にうってつけの電動コーヒーグラインダー。

感動モノです。

FELLOW Ode Brew Grinder Gen2(フェローオードブリューグラインダージェン2)

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