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コーヒーの産地で異なる味わいの特徴

コーヒーについて

コーヒーは、コーヒーベルトと呼ばれている赤道の南北25°の範囲で主に生産されています。

あまり知られていないかもしれませんが、日本でも沖縄など南の方で栽培されているところもあるんです。

そんなコーヒーですが、産地によって味わいの特徴が異なります。

コーヒーはみんな同じような味じゃないの?と思われるかもしれませんが、飲み比べてみると全然違うことに驚くこともあるでしょう。

大まかなコーヒーの産地別の味わいの特徴を知ると、コーヒーがより楽しくなること間違いなしです。

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南米

南米の代表的な生産国にはブラジル・コロンビアがあります。

南米のコーヒー

ブラジルはコーヒー生産国で世界一位を誇り、生産地の標高は低めで、機械を使って広大な土地のコーヒー豆を収穫します。

主に、ブルボン系(ブルボン、カトゥーラ、カトゥアイなど)の品種が栽培されており、酸味が控えめでナッツのようなしっかりとした味わいが特徴的です。

ブラジルのコーヒー豆の等級は欠点数で分けられており、最上級がNo.2と定義されています。(欠点豆がないからNo.1、ということはないから)

次に、コロンビアのコーヒーはほとんどが標高の高い地域でコーヒーが栽培され、酸味やコクのある味わいが特徴。

地域によってナッツやチョコレートなど、さまざまな味わいも感じられます。

中米

中米にはグァテマラ・エルサルバドル・コスタリカ・ニカラグアなどがあります。

クリーミーな舌触りで、酸味が程よくバランスが良い飲みやすいコーヒーが多いです。

また、中米でよく耳にする精製方法にハニープロセスがあります。

収穫されたコーヒー豆をパルパーにかけて果皮を取り除き、ミュシレージをどの程度残して乾燥させるかで呼び名が変わるというもの。

産地で味わいが異なるのですが、精製方法の違いでも様々な個性を感じることが出来るでしょう。

北米

コーヒーの王様とも呼ばれているジャマイカのブルーマウンテンがあります。

ブルーマウンテンというエリアで栽培されたコーヒー豆のみがその名を名乗ることが出来、豆の大きさと欠点数によってNo.1から各付けされていきます。

ブルーマウンテンはコーヒーの王様と呼ばれるだけあって、上品な酸味が感じられます。

ハワイコナもブルーマウンテンと並んで耳にする機会が多い銘柄。

ハワイ島のコナ地区で栽培されている品質の良いコーヒー豆で、エクストラファンシー・ファンシーが最高品質と格付けされています。

コーヒーの栽培に適した環境で育てられ、柔らかい酸味と程よいコクも感じられます。

北米のコーヒー

アフリカ

エチオピア・ケニア・ブルンジ・ルワンダなど、フルーティな酸味を楽しみたい場合はアフリカのコーヒー豆がおすすめ。

フルーティであったりジューシーな酸味は、コーヒーとは思えないほどスッキリしていてゴクゴク飲めるほど。

中でもエチオピアはアラビカ種の起源であるという説があり、エチオピア原産のコーヒー豆は原種(エアルーム)とも呼ばれています。

エチオピア・モカもよく耳にしますが、モカはエチオピアの品種の一つであり、エチオピア対岸の国であるイエメンのモカ港から輸出されるコーヒーもモカと呼ばれています。

他の有名どころは、タンザニアのキリマンジャロという銘柄のコーヒーがブルーマウンテン・ハワイコナに並んで知られています。

アジア

アジアの独特なフレーバーとしてはハーブ・スパイシー・土っぽさが感じられ、コクが豊かなコーヒーが特徴的。

ブラジルに次いで世界第2位の生産量のベトナムはロブスタ種の生産量が多く、ロブスタ種はブレンドで使われることが多い品種。

一般的にロブスタ種は、酸味がほとんどなくて美味しくない・缶コーヒーに使われる品種、として知られていますが、ファインロブスタなど品種改良されているものもあります。

他には、インドネシアのマンデリンという銘柄も有名。

インドネシアではスマトラ式と呼ばれる、果肉を除去した後に生乾きの状態で脱穀して乾燥させる精製方法があります。

雨の多い地域ならではの乾燥させる時間が短い精製方法で、これによって独特な味わいが作られます。

中国やパプアニューギニアは、スッキリした酸味やハーブのような味わいを感じられるコーヒーもあります。

 まとめ

産地別のコーヒーの味わいの大きな違いはお分かりいただけたのでないでしょうか?

ただ、今回ご紹介した生産国はまだ一部。

他にも多くのコーヒーがあり日々コーヒーは進化しているので、まずは大まかな味わいの違いを感じてみましょう。

コーヒーの違いが分からない、コーヒーの好みがまだ見つからない、という方は今回の記事を参考にしてみてくださいね。

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