抹茶を点てる時に使っていた、お気に入りのORIGAMIの方口抹茶椀を破損してしまいました。
ちょっとした不注意で物を壊してしまうことがあるので、同じものを購入するか、代わりになるようなものを購入するか悩むこと数日。
トライタン製の抹茶椀があれば扱いが楽なんだけどな、と見つけたのが森半が販売しているCHASTA。
商品的にはガラスのような急須なのですが、抹茶を点てるにも他の抽出でも扱いやすくて感動。
CHASTAを一つ持っていると何かと便利なので、いろいろな用途で使いこなしてみましょう。
森半
森半は1836年に京都で創業し、共栄製茶株式会社として歩みを続けてきた老舗の企業。
名前をいざ知ってみると、抹茶関連で大手企業ともコラボしていることに気づきました。
公式サイトを覗いてみると、安心・安全で良質な茶葉を扱っているのが伺えます。
CHASTA
CHASTAのコンセプトは「五感で味わう急須」。
ガラスのような透明度で美しいデザイン。
急須ではあるけど取っ手はなく、手に馴染むように設計されているので左右どちらの手でも扱いやすくなっています。
取っ手がないと熱いのでは?と思われるかもしれませんが、側面の厚みも考えられているので熱湯を入れても熱くならないのもポイント。
注ぎ口は湯切れが良く、液だれしにくいのもまた良き。
では、CHASTAについてもう少し細かくみていきましょう。
トライタン
僕の中ではやはりこれが一番。
トライタンはコポリエステル樹脂というプラスチック素材で、以下の特徴があります。
- ガラスのような透明性
- 耐衝撃性
- 軽量
- 耐熱・耐薬品性
プラスチックなのでガラスに比べると質感は劣ってしまいますが、一度使ってみると分かる扱いやすさ。
トライタン製のコーヒー器具は以下の記事も参考にどうぞ。
フィルター
CHASTAには2種類のフィルターが付属していて、コーヒーとお茶・紅茶で使い分けます。
コーヒーにはステンレスフィルターを装着。
穴の大きさはフレンチプレスなどのフィルターに近い印象。
お茶・紅茶には透明フィルターを。
茶葉の大きさによってフィルターの表裏で目の細かさを調整します。
これらのフィルターは、注ぎ口手前に差し込むところがあるのでそこに差し込んで使います。
仕様
- サイズ:約幅13cm×直径9cm×高さ7.5cm
- 容量:満水250cc
- 重量:160g
- 耐冷・耐熱:-20~110℃
- 食洗器・漂白剤可
- レンジ・オーブン不可
CHASTAでマルチな抽出
CHASTAを購入する時は、抹茶を点てれたらいいな、くらいの気持ちだったのですが、それ以上に使用用途が広くて感動。
それぞれの抽出について見ていきましょう。
抹茶
今回、CHASTAを購入した一番の目的は抹茶を点てること。
レシピはいつもより砂糖が少なめですが、実際に点ててみました。
- 抹茶3g
- お湯30g
- 砂糖6g
深さがあるので、少し強めに点ててもこぼれそうな気配はありません。
注ぐときはスーッと抹茶が流れてくれるので、注ぎ心地が良くて液だれもありません。
陶器とかで抹茶を点てると、本体に抹茶がへばりつきがちになるのが微妙に気になっていたのですが、CHASTA本体に残る抹茶が少量なのも嬉しい。
コーヒー
CHASTAでコーヒーを淹れるとなると、浸漬してステンレスフィルターを通して抽出するので、フレンチプレスに近い味わいになります。
淹れ方としては、コーヒー粉を入れてお湯を注いで4分待ち、軽く混ぜてカップに注ぐだけなのでかなり楽。
CHASTAの説明書には100℃のお湯を注ぐと書いてありますが、90℃くらいまで冷ましましょう。
フレンチプレスとは違って、圧をかけることなくコーヒーの上澄みを濾していく感じなので、微粉の混入が少なくスッキリとした印象。
コーヒーを手軽に淹れたいと考えている方にも結構おすすめ。
お茶・紅茶
お茶・紅茶もコーヒーと同様に、茶葉を入れてお湯を注いで蒸らしを45~60秒。
そしてカップに注ぐだけなので楽々。
使用する透明フィルターは表裏で穴の大きさが異なるので、細かい茶葉の場合は穴が大きい方を注ぎ口に向けて取り付けます。
口コミにもあるのですが、茶葉を捨てる時は透明フィルターも一緒に捨ててしまわないように注意しましょう。
フィルターもトライタンなのでなかなかの透明度。うっかりしていると気づかないかも。
その他
抽出器具としても扱いやすいCHASTAですが、他にもドレッシング容器など使用用途は多岐に渡ります。
ぜひ、様々な場面で活用してみましょう。
まとめ
五感で味わう急須「CHASTA」はいかがでしたか?
抹茶・コーヒー・お茶・紅茶を淹れることが出来る上、美しさと耐久性を兼ね備えているのでホントに良い。
長く使えて、マルチな抽出が出来る器具をお探しの方はぜひお試しください。
ギフトにもおすすめですよ。