ハンドピックで取り除く欠点豆の割合はどれくらい?

まだ五月なのに夏のような暑さになったり、例年通りの涼しさになったりと気温の変化に体がついていけない今日この頃。

去年もGWあたりは春の終わりらしからぬ暑さで夏も猛暑、今年もそうなるのかと思うと気が引けますね。年中、春秋並みの気温ならいいのですが…。

さて、コーヒーには欠点豆と呼ばれるコーヒーの味を損ねてしまう生豆が混じっているので、コーヒーの焙煎の前、後に欠点豆を手で一粒一粒取り除くハンドピックという作業が必要になってきます。

欠点豆がコーヒーの味ににどれだけの影響を及ぼすのかはこちらの記事を参考に。

コーヒー豆の焙煎におけるハンドピックの重要性はとても大きいのですが、実際に生豆にはどれくらいの割合で欠点豆が含まれているのでしょうか?

欠点豆が含まれている割合

ハンドピックで欠点豆を取り除くわけですが、グレードの高いコーヒーには生豆のうちの10%、もしくは数%の欠点豆が含まれていると言われています。

ちなみに、ブラジルのコーヒー豆は欠点豆の割合で等級が分けられています。

生産国や精製処理方法によってその割合は変わってくるので一概には言えませんが、今のところgreen coffee storeさんやワイルドコーヒーさんから仕入れた生豆には10%に満たないくらいしか欠点豆が混ざっていないので、ハンドピックは苦にはなりません。

1㎏あたりの生豆の中に100g未満。100gずつハンドピックするのであれば、欠点豆は10g未満、コーヒー豆2個で1gとしたら大体20個取り除けばいいということです。

コーヒーの仕上がりの味わいに直接悪影響を与えないビーベリー(丸いコーヒー豆)、明らかな小粒、大粒の生豆も取り除いているので、絶対に混入させてはいけないような生豆は数%ほどでしょうか。

 

しかし、中には30~40%の欠点豆が混入しているコーヒーもあるそうです。

先日、ネットで生豆を探していたら、ケニアのAAが驚くほど安く販売されていたので、試しに購入してみたのですが。。

コーヒー生豆

ぱっと見でも欠点豆が多数見られまして、恐る恐るハンドピックをしてみました。

欠点豆

結果は360g中100g、つまり27%。1㎏では270gですね。

これは多いかな。。

これくらいの欠点豆の量になってくると、まだ欠点豆があるんじゃないか?と不安になるので、なかなかにハンドピックに時間がかかってしまいます。

 

欠点豆の割合に対するコストパフォーマンス

欠点豆が含まれている割合が多いとしても、格安というのは金銭面から考えたらありがたい話です。

ではコストパフォーマンスの視点から、計算して比較してみます。

 

例えば分かりやすく、1㎏で2,000円の生豆(A)と1,500円の生豆(B)があり、Aには欠点豆が10%、Bには欠点豆が30%含まれているとします。

  • A:欠点豆は100gなので使用できる生豆は900g。実質900gで2,000円なので100gあたり約222円。
  • B:欠点豆は300gなので使用できる生豆は700g。実質700gで1,500円なので100gあたり約214円。

となるので1㎏あたりは約80円の差ですね。

こう考えてみると、値段が安くても欠点豆が多く手間や精神的なストレスになるとしたら、少し値段が高くても欠点豆の割合が少ない方が健全ですね。

 

ただここで注意しないといけないのが、欠点豆の割合が多いコーヒー=悪いコーヒー、とは断言できないということです。

生産国や精製処理によって欠点豆の割合は変わりますし、そのコーヒーにしか出せない独特の風味を持っている生豆があると思うからです。

見極めが大事ですね。

 

最後に

コーヒーを美味しく仕上げるためにハンドピックはとても重要な作業です。

しかし、欠点豆の割合が多いと時間もかかり、より集中するため心身共に堪えるので、ハンドピックが雑になってしまう可能性も否定できません。

コーヒーを淹れる際に欠点豆が混入する可能性を低くするためにも、出来るだけ欠点豆が少なく自分が求める良いコーヒーに出会いたいですね。

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