コーヒーは様々な要素をいかに均一にするかで、クリーンな抽出が可能になります。
その中の一つとして、例えばハンドドリップでドリッパー内のコーヒー粉を平らにする場合は、ドリッパーの側面を軽くたたいたり揺さぶるとそれなりに均一になります。
しかし、そう簡単にいかないのがエスプレッソの抽出。
バスケットに山盛りになったコーヒー粉を指でならしたり、タッピング(テーブルなどでポルタフィルタを軽く叩く)して均一に平らにするのは難しいもの。
そこで登場するのがディストリビューター。
ディストリビューターを使えば、より安定してコーヒー粉を平らにならすことが出来ます。
本記事はエスプレッソについてのお話です。
NCD
ディストリビューターはメーカーによって形状が異なるのですが、僕が購入したのはFBCインターナショナルが販売しているNCD。

数年前にFBC主催のラテアートイベントのボランティアに参加したり、バリスタハッスルの商品も扱っているので、知っているショップで購入してみたという感じ。
正直な話、ディストリビューターを使うのが初めてな上、類似品がいくつかあって判断基準が良く分からなかったです。
ともあれ、実際にディストリビューターを使ってみたところ、コーヒー粉が平らになるのでタンピングがやりやすくなっているのも実感しています。
では、ディストリビューターの必要性と使い方について見ていきましょう。
必要性
先ほども少し書きましたが、安定してコーヒー粉を平らにならすのは難しいもの。
ではなぜ平らにならす必要があるのかというと、コーヒー粉の敷き詰められ方に偏りがあると、ある部分では抽出が早く、ある部分では抽出が遅くなってしまいます。

そうなると均一な抽出にならず、未抽出と過抽出の入り混じった美味しくないコーヒーになりえるから。
それを防ぐためにも、ディストリビューターを使って毎回同じようにサッと平らにならします。
結構便利で、一度使ってみると手放せなくなるかも。
使い方
NCDの場合はパーツが三つに分かれていて、メモリが付いているパーツを用いてどの深さまでディストリビューションするか調整出来るようになっています。

何回か試してみましたが、タンピングして少し沈むくらいがちょうど良さそうな感じ。
タンパーを置いて、そのまま押し込めばいいので結構やりやすくなります。
ではまず、メモリ付きのパーツとUP・DOWNの表示があるパーツでディストリビューションの深さ調整をしていきます。

僕の場合はメモリは10で合わせてみましたが、この加減は各々調整してみてくださいね。
位置が決まったら上部のパーツを締めてメモリが動かないように固定します。

あとは、バスケットにコーヒー粉を入れた後にディストリビューターを乗せ、3~4回ほどくるくる回すとキレイに平らになっています。


感想
良き。
味わいの感想としては、ブレが少なくてネガティブな要素は減っていると感じます。
毎回同じようにディストリビューション出来るので、安定性は間違いなく上がっていると言えるでしょう。
コーヒー器具は高価なものが多いですが、ディストリビューターはそうそう壊れるものでもないと思うので、コーヒーの抽出を安定させるためにも一つ持っていても良いかなと思います。
まとめ
ディストリビューターはエスプレッソを抽出している方におすすめなコーヒー器具。
軽くタッピングしてディストリビューターをくるくる回すだけでコーヒー粉が平らになるのはかなり楽。
タンピングもやりやすくなるので、美味しいコーヒーを目指している方はぜひお試しあれ。