安曇野市のキッチンカー。12月に実店舗オープン予定。
PR

トライタン製のフレンチプレスで淹れるコーヒー

抽出器具

フレンチプレスコーヒー本来の味わいをダイレクトに抽出できる上、抽出技術も必要ないのでコーヒーを始めたい方にとって扱いやすい抽出器具。

ペーパードリップとは違ってコーヒーオイルも味わえる特徴もあります。

ただ、僕はフレンチプレスで淹れるコーヒーの微粉のざらつきが苦手なので、好んで飲もうとは思わなかった抽出方法でした。

しかし今回、紅茶用で使っていたフレンチプレスの代替品として珈琲考具のフレンチプレスを新調し、せっかくならとコーヒーでも試してみたら、微粉が少なくて美味しく淹れることが出来ました。

フレンチプレスでお悩みの方はぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。

Sponsored Links

珈琲考具/割れにくいフレンチプレス

そもそも、フレンチプレスは19世紀にフランスで発明されたコーヒー抽出器具で、仕組みはいたってシンプル。

容器にコーヒー粉とお湯を入れて4分経ったら金属フィルター付きのプッシャーを押し下げて、カップに注ぎます。

この仕組みだけ考えると、どのフレンチプレスを使っても大きな違いはないように感じるのですが、珈琲考具のフレンチプレスは一味違いました。

  • トライタン素材
  • 底が外せる
  • 微粉が出にくい構造

上記3つの大きな特徴があり、今まで使ってきたフレンチプレスの中でも個人的に一推し。

そして内容物は以下。

珈琲考具の割れにくいフレンチプレス

写真上部の本体とプッシャーは他のフレンチプレスと同様ですが、写真下部の取り外しできる底・リング・パッキンは珈琲考具ならでは。

これらを装着して抽出するのですが、まずは特徴を見ていきましょう。

トライタン素材

トライタンはガラスのような透明性と落としても割れない強度を持つ、コポリエステル樹脂という素材でできているプラスチック。

トライタン好きにとっては、これだけで欲しくなってしまう抽出器具。

コーヒーは氷や熱湯を使うので、注意していないと温度差で器具に負担がかかりやすく、ガラス製だと割れてしまうことも。

ガラスのような美しさはありませんが、トライタンの扱いやすさは抜群におすすめ。

トライタン製のサーバーもあるので、こちらも合わせて読んでみてくださいね。

底が外せる

底が外せるというのは、他のフレンチプレスにはない機能。

フレンチプレスはコーヒー粉を底に集める構造のため、底が外れることによって抽出後の片づけが楽になります。

フレンチプレスの底

底の上部のくぼみにリングを取り付けて、液体が底から溢れるのを防止します。

抽出後はこんな感じ。

抽出後のコーヒー粉

抽出後のコーヒー粉が本体に付きにくくなるのは間違いないのですが、最終的には粉を洗い流す必要があるので、人によってはあまり変わらないと感じるかも。

ただ、口径が小さいフレンチプレスだと底まで手が届かないので、底までしっかり洗えるという点はメリットではないでしょうか。

微粉が出にくい構造

フレンチプレスはいかに微粉をカップに混入させないか、というのもポイント。

珈琲考具のフレンチプレスは、金属フィルターのメッシュは細かくてしっかりしている感じ。

プッシャーのパッキンはシリコンゴムで、密着度は高いです。

フレンチプレスのメッシュ

注意事項にもあるように、空の状態でプッシャーを押し下げると強く固定されるので引き上げるのはなかなか力が要ります。

シリコンはエアロプレスのパッキンと同じ素材なので、フィルターの細かいメッシュと相まって微粉を通しにくいというのは想像できるのではないでしょうか?

フレンチプレスの淹れ方

今回は珈琲考具のレシピ通りに淹れてみました。

用意するものは以下。

  • コーヒー豆(中~粗挽き)
  • 湯量目安:1杯分(コーヒー粉10g、お湯200ml)

レシピは各々いい塩梅で調整してみてくださいね。

コーヒー粉は、細かすぎるとフィルターで目詰まりしたり、プレス時に強い力が必要になるのでご注意を。

淹れ方
  • Step.1

    コーヒー粉を入れる

    底をしっかりと取り付けて、フタを外して容器本体にコーヒー粉を入れます。

  • Step.2
    1/3量のお湯を入れて蒸らす

    約60mlのお湯をぐるぐる回しながらコーヒー粉全体に注ぎ、30秒蒸らします。

    お湯を注ぐ
  • Step.3
    2/3量のお湯を入れ、フタをして4分待つ

    残りの約140mlのお湯を中心に静かに入れ、フタの穴あき部分を注ぎ口に合わせてフタをし、蒸らし時間も含めて4分動かさずに待つ。

    フレンチプレスの抽出
  • Step.3
    抽出する

    4分経ったら、フタを抑えながらプッシャーをゆっくり押し下げます

    フレンチプレスのプッシャーを押し下げる

    速く押し下げるとより多くの微粉混入の原因になります。微粉が気になる場合は、プッシャーを押し下げた後1分ほど待つことで微粉を沈ませ、カップにゆっくり注ぎます。

    コーヒーを注ぐ

出来上がったコーヒーは微粉の混入が少なく、今までのフレンチプレスに比べて舌触りが良くてスッキリとした印象。

カップに残った微粉

フレンチプレスの微粉が苦手だった僕としては結構おすすめ。

ただ、プッシャーを上下させるのは他のフレンチプレスに比べて力が要るので、それをどう捉えるかは人それぞれかな。

微粉の混入を防ぐ、という目的ではこれくらいが良いと思いますけどね。

仕様

  • 材質:本体(トライタン)、ツマミ・フタ・メッシュフレーム(ポリプロピレン)、メッシュ(18-8ステンレス)、リング・パッキン(シリコン)
  • 耐熱・耐冷:-20℃~110℃
  • サイズ:幅12.5×奥行8.6×高さ17cm(容量400ml)
  • 重量:215g
  • 備考:食洗器可。ガス、IH、電子レンジは不可。樹脂成型のため、薄い傷・くもり・成型線あり。

パッキンも別途購入できるので、半永久的に使えるかと思います。

まとめ

微粉の混入が少ないフレンチプレスなら珈琲考具の割れにくいフレンチプレス、と言ってもいいくらいお気に入りになった抽出器具。

トライタン素材というのも扱いやすくてとても良き。

フレンチプレスでお悩みの方は、ぜひご検討くださいね。

タイトルとURLをコピーしました