PR

最先端!?コーヒー粉の静電気対策

その他

コーヒー豆を挽くとどうしても発生してしまう静電気

乾燥しやすい冬場は特に、その影響を受けてコーヒー粉が悲惨なまでに飛び散ります。

気にしなければいいのでは?というレベルではなく、かなりストレスになるのは共感いただけるかと思います。

そこで、この悩みを解決すべく最先端のコーヒーツールを試してみたのでご紹介します。

Sponsored Links

静電気対策

静電気対策には、絶縁テープやアルミホイルを巻いたりといった方法があり、僕も試してみたのですが、いまいちしっくりこなくて。

そんな中、コーヒー界隈でメジャーな対策としては、豆を挽く前にコーヒー豆に水をスプレーすること(RDT)。

これはかなり有効で飛び散りがほとんどなくなるのですが、水を使うのでグラインダーの刃や内部にダメージを与えないかという心配が若干あります。

他には、グラインダーに静電気除去機能が付いているタイプもありますが、あまり効果がないということも。

コーヒーに限らずもっと広い分野で静電気除去について調べてみると、イオンで中和する方法もあるようです。

Ion Beam

静電気対策として、イオンで中和させて静電気を減少させるコーヒーツールがacaiaのIon Beam。

産業用グレードのイオン発生器が搭載されているそうで、飛び散るチャフやコーヒー粉のダマを減少させてくれます。

加えて、このIon BeamのすごいところはIRセンサーという動体検知自動スタート機能が備わっていること。

これによって、ドーシングカップなどをセンサーの近くに置くとIon Beamが作動し、120秒経過すると自動でスリープモードに入るので節電できます。

ちなみに、Ion BeamはUSB充電。コードのみ同梱されています。

お掃除用のブラシも。

ブラシ部分は出し入れできるので持ち運びにも便利。

では、コーヒーを挽くときのストレスが軽減されることを期待して使ってみましょう。

使い方

Ion Beamはグラインダーのコーヒー粉排出口近辺に設置し、上方向からイオンを照射することで効果を発揮。

Ion Beamの内容物にはグラインダーへの取り付けセットがあるので、acaiaのorbitにはグラインダー本体に簡単に取り付けることが可能。

その他のグラインダーには三脚にIon Beamを取り付けて、良い位置を探します。これがまた絶妙に難しい。

標準の1/4インチ三脚に取り付けれるので、小型で柔軟に対応できそうなタイプを購入してみました。

設置には少し悩みましたが、操作は簡単。

ボタン操作は電源スイッチのみ。

  • 一度押すとIRモードになり自動検知
  • もう一度押すと連続モード
  • 更にもう一度押してスイッチオフ

連続モードで使うほど頻繁に挽くことは基本的にはないと思うので、自ずとIRモードでの使用になるかと。

いい具合に設置出来たら試してみましょう。

効果

Ion Beamの効果はいかに。

分かりやすく、

  • 通常通り挽く
  • Ion Beamを照射して挽く
  • RDTを施して挽く

の3通りで試してみたので、順番に見ていきましょう。

通常通り挽くと、こうなります。

コーヒー粉の排出口と受けのカップには微粉やらチャフがびっしり。

いい具合に飛び散ってますね。もっとコーヒーの量・挽く回数が増えるともっと飛びます。

続きましてIon Beam。ベストな位置を探すべくIon Beamは手に持ってます。

排出口近辺の飛び散りは減りましたね。ただ、Ionの照射位置がいまいちだったのか、受けのカップはあまり変わらず(多少はマシかな?)。

Ion Beamは何回か使ってみましたが似た結果でした。

最後にRDT。

やはりRDTの効果は抜群。

コーヒー粉の排出口・受けのカップ共に飛び散りがかなり軽減されました。

今回の結果だけ見るとRDTがベストな気もしますが、Ion Beamによる静電気除去の効果はあると言えます。

ただ、グラインダーとの相性・照射位置によって変わると思うので、あまり参考にならない結果になってしまいましたね。

まとめ

Ion Beamの静電気除去効果はありましたが、設置の難易度も含めて考えるとRDTの方が優勢かなと。

Ion Beamはスマートでカッコいいんですけどね。

余談ですが、僕が今まで使ってきたグラインダーの中で静電気除去の効果が抜群でおすすめなのはカリタのNextG。

RDTしなくてもほとんど飛び散りません。静電気除去に関していえば、今のところNextG一択。

グラインダーにNextGと同等の静電気除去機能が付いてくれないかな。

タイトルとURLをコピーしました