毎年楽しみにしているイベント「木曽の手仕事市」。
職人さんこだわりの手作り作品が集うこのイベントは、質の良い物に出会う機会が多いです。
今年も散策した中で見つけたのがirosajiのカラフルカトラリー。
ステンレススプーン・フォークの金属臭や口に入れた時の質感が苦手な方もいらっしゃるかと思うのですが、irosajiのカトラリーは一味違います。
しかも、カラーバリエーションがシルバーの一色ではなく、色とりどりで食卓が華やかになること間違いなしの色の豊富さ。
ステンレススプーン・フォークの金属感が気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
カラフルカトラリー
irosajiは愛知県西尾市にある、医療機器部品の塗装をしている町工場。
木曽の手仕事市の店舗紹介ページでチラッと見ていて、ブースで実物を見たら一目ぼれしました。
ぱっと見でも目を惹くカラフルカトラリーですが、こだわりを聞いて更に魅力を感じたのでその特徴をご紹介していきます。
植物由来のコーティング
塗装する、と聞くと塗装面にスプレーやブラシで色を塗るというのが一般的かと思うのですが、irosajiは違った方法でコーティング塗装しています。
念のため、塗装方法については記事でお伝えするのは控えますが、医療機器などにも使われる植物由来のコーティングなので安心・安全。
そして、独特な色合い。
食洗器にも対応しているほどなので、コーティングが簡単に剥がれることはないそうです。
金属感なし
全体を厚くコーティングされるので、金属臭がしません。
ステンレス素材のカトラリーは口の中がキュッとしてしまうような特有の質感があるのですが、irosajiのカトラリーは口当たりが柔らかくて馴染みやすいです。
また、金属音や熱伝導率を軽減してくれます。
というのも、食器に触れた時のカチャカチャ音が小さくなったり、カトラリーを熱いものに入れた後に口に触れても熱くなりにくいということ。
これらはステンレスカトラリーを使っていて一度は気になったことはあるのではないでしょうか。
シルバーの一色だけではなく、食卓をカラフルに彩ることが出来るほどカラーバリエーションが豊富なのも魅力的。
独自の形状
お話を聞いてみると、カトラリーにただコーティングを施したわけではなく、irosaji独自の形状であることもポイント。
金物で有名な新潟で製造してもらっているそうで、スプーンは特に分かりやすいです。
底が適度な丸みを帯びつつも、先端に向かって平らになっていくのが分かりますか?
これによって、口からスプーンを引き抜くときの引っ掛かりが減ります。
まさかそんなに変わる?と思われるかもしれませんが、スーッとストレスなく引き抜くことが出来るので、上唇の当たりが全然違います。
コーティングされているのも相まって、ステンレスカトラリーとは思えない質感で大満足。
まとめ
irosajiのステンレススプーン・フォークは是非とも体感してもらいたい逸品。
コーティングによって金属感がなくなり、柔らかい口当たりのカトラリーは使っていてストレスがほとんどありません。
ステンレスカトラリーに違和感を感じている方はお試しあれ。