安曇野市のキッチンカー。12月に実店舗オープン予定。
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KINTO(キントー)のドリッパーを比較・検証

SCSブリューワーとV60 抽出器具

コーヒーを淹れる時に重要視することは何ですか?

美味しいコーヒーを求めることはもちろん大事ですが、それに加えて、コーヒー器具がいかにライフスタイルに馴染むかというのもポイントではないでしょうか?

おしゃれにコーヒーを楽しみたいのに、器具のデザインが微妙だとちょっとな、と感じることもあるでしょう。

そこで今回は、コーヒーをゆったりと味わえて、なおかつスタイリッシュなKINTO(キントー)ドリッパーをご紹介します。

コーヒーライフが豊かになること間違いなしです。

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KINTO

KINTOは1972年に滋賀県彦根市で創業の、使い心地と佇まいの調和を大切にした日常に寄り添う生活道具を作り続けています。

必ずと言っていいほど雑貨屋さんなどで見かけることのある、洗練されたブランド。

もうホントに、おしゃれすぎてスゴイの一言に尽きます。

コーヒーショップやおしゃれなカフェなどではよく見かけるほど、人気商品が多数あります。

SCSブリューワー2cups

KINTO製品の中でもコーヒーに特化したカテゴリが「SLOW COFFEE STYLE」。

ドリッパー・サーバー・マグと、コーヒーを楽しむための道具が揃えられています。

以下、KINTOのホームページより引用させていただきます。

スローという贅沢を味わうためのコーヒーウェア。ハンドドリップで淹れたコーヒーをゆったりと味わうために生まれてきたSLOW COFFEE STYLE。ゆるやかなフォルムや落ち着いた色合い、あたたかみのある手触りが心をほぐします。
SLOW COFFEE STYLEの頭文字をとってSCSということでしょう。
そして今回は、ドリッパーのご紹介です。
キントーSCSブリューワー

形・素材

SCSブリューワーは円すい形で、形が似ているHARIO・V60透過ドリッパー と比較しますが、V60より穴が大きく、リブはまっすぐ縦に入っています。

(V60は年季がはいっててすいません!)

この時点で、V60より抽出スピードが早いというのは想像できますね。

熱伝導率が低くて扱いが非常に楽なので、僕はだいたいプラスチック素材のものを選びます。

おしゃれさや重厚感を求めるのであれば磁器がおすすめですし、コーヒーオイルも楽しみたい方はステンレスを選ぶと良いでしょう。

仕様

SCSブリューワーとV60

  • 直径95x高さ70x幅110mm
  • 約65g
  • AS樹脂
  • 耐熱温度:100℃
  • 食洗機使用可
  • 中国製
  • 電子レンジ不可

専用ペーパー

SCSブリューワーには専用のペーパーがあります。

大きさはV60と同じでSCSペーパーの方が若干厚く、素材が異なります。

SCSブリューワーとV60のペーパー

左がSCSブリューワーのペーパー、右がV60ペーパー。

  • V60:パルプ100%
  • SCSペーパー:非木材パルプのコットンリンターパルプと木材パルプ

公式ページによると、コットンリンターパルプの吸着力と深いグレープによって微粉の捕捉率が高くなっているそうです。

その影響があってか、SCSペーパーの方が高い値段設定になっています。

味わい

下記の内容で、抽出具合や味わいをV60と比較してみました。

  • コーヒー豆16g中粗挽き
  • 30秒かけてお湯を170g注ぐ

分かりやすく比べるため、蒸らしなしの一投で同じ条件で抽出。

SCSブリューワーで抽出

結果は、予想通りSCSブリューワーの方が抽出スピードは速かった印象ですが、思いのほか大きな差はでませんでした。

しかし、明らかにSCSブリューワーの方がスッキリとしたクリーンなコーヒーに。

もしやと思い、V60ドリッパーにSCSペーパーをセットして同条件で抽出してみました。

すると、V60ドリッパー&ペーパーよりもスッキリと、SCSブリューワー&ペーパーよりもしっかりとしたコーヒーが出来上がりました。

ドリッパーはもちろんのこと、ペーパーも味わいに影響を与えるということですね。

まとめ

KINTOのSCSブリューワー・ペーパーのセットはスッキリとしたコーヒーが好きな方におすすめ。

浅煎りのコーヒーを使用する場合は薄くならないようにじっくりと抽出することを意識し、中煎り~深煎りはいつも通りの淹れ方でも問題ないでしょう。

コーヒーや気分によってドリッパー・ペーパーを変えて、いろいろな味わいのコーヒーを楽しんでみてくださいね。

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