TIME MOREから出ているトライタン製の円すいドリッパーのクリスタルアイは持っていたので、ガラス製は買う予定ではなかったのですが。。
現在使っているエウレカのグラインダーとの相性が良くないのか、ドリッパーの台座部分からコーヒー液の漏れがストレスで変えることを決意。
カリタのネクストGだとスムーズに使えるのに何でだろうか?(挽き目変えたりいろいろ試したけど上手くいかず)
ということで、ガラス製ならではのメリットもあるわけで、今回はクリスタルアイのガラスVer.をご紹介していきます。
TIME MORE
TIME MORE製品は以前のブログでも書いていますが、おすすめは何といってもBLACK MIRROR DUO。
ドリップスタンドとスケールが一体型になっていて、総注湯量と抽出量が同時に計測できるという優れもの。
この製品からTIME MOREが好きになり、せっかくならドリッパーも変えたいと思ったのが経緯。
そんなTIME MORE製の円すいドリッパーがクリスタルアイ。
ちなみに、クリスタルアイには台形もありますよ。
クリスタルアイ
クリスタルアイという名前も伊達ではなく、光にあてると虹色に反射するのでとてもキレイ。
(トライタンの方がクリスタル感出てるかも)

デザインもいいし、使っている人が少ないから面白そうというのも決め手に。
特徴
クリスタルアイの大きな特徴は、トライタン製のものと同様に3層構造になっていること。
- 上部:ドリッパーとペーパーが密着し、抽出をコントロール
- 中部:徐々に細くなる縦溝が、スムーズで均一なお湯の流れをキープ
- 下部:少ないリブと太い溝により、ネルドリップのようにストレスのない抽出を

リブの形はトライタン製とは少し違うのですが、お湯の抜けはスムーズ。
後述していますが、比較してみるとその違いは一目瞭然。
ガラス製のメリットとしては、プラスチックよりも熱伝導率が良いので湯通しするとすぐにドリッパーが温まります。
また、汚れが付着しにくく、清潔でキレイな状態を保つことが出来ます。
比較
クリスタルアイのガラスドリッパーは台座の取り外しが可能。

HARIOのスイッチの台座にもハマったので、HARIOの円すい形ドリッパーV60と比較してみました。

抽出
比較するために条件を揃えます。
- 粉量:12g
- 湯量:160ml
- 湯温:90℃
- 抽出時間:1分45秒浸漬、30秒かけてドローダウン
スイッチと互換性のあるドリッパーだと、こういった比較が同条件で出来るので面白い。

(5gほど誤差出てしまいましたが。。)

クリスタルアイはドリッパーにペーパーがピタッと張り付きやすいので、抽出の安定性は上がるかなと思います。

同じ時間かけてドローダウンしたのに、出来上がりコーヒーは30gほど違いが出ました。
抽出スピードが全然違うというのはお分かりいただけるのではないでしょうか。
抽出後のドリッパー内部の様子も違いますね。

味わい
クリスタルアイは抽出が早い分クリーンなんだけど、その早さの割にフレーバーもしっかり感じられるので抽出効率は良いのかなと。
HARIOの円すいドリッパーV60は質感があり、後半に甘みも感じられる印象。
抽出が早い分には、注湯スピードを遅くして抽出時間のコントロールが可能になるので、レシピの幅は広がりやすいかと思います。
まとめ
TIME MOREのクリスタルアイガラスドリッパーはいかがでしたか?
機能面の比較だけで見ると、有名なHARIOのV60よりも抽出スピードが早く・抽出効率が良く・デザイン性が高いかなと感じられました。
どちらが優れているということではなく、どちらが好みのコーヒーを淹れられるか・デザインが好きかで判断してみてくださいね。


