飲用されているコーヒーはアラビカ種とロブスタ(カネフォラ)種の2種類に大きく分けられます。
更に、そこから品種が細かく分類されるのですが、主にアラビカ種の品種についてまとめてみました。
種類が多いので1ページ目には原種に近い品種、2ページ目に交配種に分けたので系統の参考にどうぞ。
可能な限り日々更新していきます。
ブルボン
ブルボン種は後述するティピカと並んでアラビカの2大品種ともいわれます。
ブルボン島と呼ばれていたレユニオン島で栽培が始まったため、その名がつけられました。
特徴としては、小ぶりで丸く、しっかりとしたコクと甘みを感じられ、病気に弱く手間がかかる傾向にあります。
以下はブルボンの変異種。
カトゥーラ
1900年代にブラジルで発見された変異種。
樹高は低く、収穫量は多い。
パカス
エルサルバドルで見つかった変異種。
ティピカ
ブルボンとの2大品種。
「典型的な」という意味のスペイン語。
マラゴジッペ
ブラジルで発見されたティピカの自然変異。かなり大粒の品種。
スマトラ
インドネシアのスマトラ島で発見。トバ湖周辺から北の方で生産されるコーヒーはマンデリンと呼ばれています。
ケント
インドで発見されたティピカとその他の雑種。
原種(エアルーム)
エチオピアで栽培されている在来種。
ゲイシャ
花や香水などの華やかな香りが特徴の高級品種。
エチオピア西部にあるゲイシャ村にちなんで名づけられましたが、パナマのエスメラルダ農園が品評会に出して有名に。