はじめまして、connex coffeeのオーナーの小山です。
新潟出身、アウトドアもアニメも漫画も大好きな自由人です。
昔から自分で何かを始めたいとずっと考えていたのですが、まずはその第一歩としてキッチンカーでコーヒーの移動販売をスタートさせることになりました。
将来の展開も頭にいれつつ、今は長野県内をメインに走り回っています。
なぜコーヒーのキッチンカーなのか、今までの一般社会から離れた自由な生活を振り返りながら綴っていきたいと思います。
ライフスタイル
やりたい!と思ったことには時間とお金を費やすことに惜しまず生きてきました。
というのも、僕はスノーボードを20年以上続けているのですが、大学のころには冬の間にスキー場でリゾートバイトをするようになりました。
かなり没頭したこともあり、未開拓の地を目指して大学の時にスノーボード留学という名目でカナダとアメリカに練習に行くほどに。
海外でスノーボード、しかもコーチング付きのものに参加したのでそれぞれの費用が70万くらいするという、今思えば半年でよくそんなに資金を貯めれたなと。
ある程度は仕送りを節約して貯めれたというのもありましたが、大学に通いつつ休みの日はがっつり働き、1日15時間労働を週3~4日くらいやってました。
そして大学卒業後はスキー場近くのホテルに就職しましたが、やはりスノーボードをもっと楽しみたいと思い、1年半くらいで退職。
そのあとは半年は東京で仕事、半年は雪山でリゾートバイトといった生活を8年近く続けました。
東京での生活も、賃貸に住むには都合が悪いので毎年違うシェアハウスに住んで、仕事は半年休みをもらったり転々としたり、自由なライフスタイルでした。
そうしているうちに、夏も外で滑りたいと思うようになり、友達に誘われてからは毎年ニュージーランドに行くようにもなりました。ニュージーランドは南半球なので日本とは季節がほぼ真逆ですね。
といった感じで、全くもって一般的ではないライフスタイル。
スノーボードのために年間80万くらい使っていたので、正直お金の面で楽は出来ませんでしたが、とても充実した日々を送っていました。
コーヒーとの出会い
では、なぜコーヒーを仕事にしようと思ったのか。
冒頭にも少し書きましたが、自分で何かやりたかったんです。
退職した後くらいまではスノーボードのショップを経営しようとも考えていたのですが、その世界にいるうちに現実的に厳しいと実感するようになりました。
それならどうするか。
と、考えたときにふと思い出したのが、就職時にラテアート(カフェラテで絵を描くアート)っていうのをやっている人がいたことを思い出しました。
僕はもともとコーヒーが苦手だったんですが、東京にいる時に興味半分でラテアートを描いてくれるコーヒーショップに行ってみました。
面白い!決めた!コーヒーショップをやろう!
といった感じでコーヒーショップの経営を目指すことに。
ラテアートの面白さに惹かれているうちに、ブラックのコーヒーも飲むようになり、苦手だったコーヒーも気づけば好きになっていました。
夏の間はニュージーランドに行っていたので、海外のカフェ文化を知るいい機会にもなっていたのがとても良かったなと。
その流れでコーヒーのメッカであるオーストラリアのメルボルンを訪れたり、バリスタの資格を取得したりと、とてもいい経験が出来ました。
最初から店舗を構えるには不安しかなかったので、資金面的にもまずはキッチンカー。
色々なところに行くのが好きなので、良い選択肢だったと思います。
connex coffee
そして、2018年4月7日にキッチンカーでconnex coffeeはスタートしました。
connexはconnectionの短縮形で「つながり、結びつき」という意味です。
これまでの生活を振り返ってみると、「スノーボード」、「起業」、「就職」これらがあったからこそ最終的に今の形に「つながって」います。
また、海外のカフェ文化はコミュニケーションが多いのですが、マニュアル通りの機械的なやりとりではなく、「調子どう?」とか「楽しんでる?」みたいなニュアンスの何気ない会話があり、そういった雰囲気を作っていきたいなと思うようになりました。
そして、そこから新しいつながりが出来たり、つながるきっかけとなるような環境を作っていけたらと考えています。
そういった点ではキッチンカーから始めて良かったかもしれませんね。
現在は、人が集まり、楽しめる場を作ることを計画中です。