やってみると意外にできる珈琲の自家焙煎。
手網でも焙煎は出来ますし、最近では焙煎データを直接パソコンに残すことが可能になり、更にそのデータを共有できる時代に。
そういった背景もあり、自家焙煎珈琲店が増加傾向にありますが、珈琲を深く理解して焙煎・抽出できる人はそう多くはないと思います。
感覚的に美味しい珈琲を淹れることも出来ますが、珈琲の知識を知っているのと知らないとでは大きな違いがありますよね。
今回は、珈琲の話が楽しくなるような、知識が豊富なオーナーさんが営む安曇野にある自家焙煎珈琲店をご紹介します。
澤村珈琲
「澤村珈琲」はキッチンカーでのイベント出店時に初めてお会いし、カフェラテなどはFlairという電源不要のエスプレッソ抽出器具でエスプレッソを淹れていたので、興味津々で話しかけました。
そして、ホットのラテではNano Foamerで泡立てたフォームミルクを使用。
初めて淹れてもらったラテは美味しく、後日お会いした時に飲んだオーツミルクラテも美味しく頂いたのを記憶していました。
また、オーナーである澤村さんは、東京でバリスタとバーテンダーの修行中にCQI認定Qアラビカグレーダー、ウイスキープロフェッショナル、Wine spirits & educational trust Lv3などを取得。
現在は安曇野にある天然酵母のパン工房「kuu」で間借り営業をしながら、土日などはイベントへテントで出店しています。
今後もずっと間借り営業を続けるか、どうしていくかはお悩み中とのこと。
お店について
間借り営業しているパン屋さんは、穂高駅から車で西に5分ほど走らせた所にあります。
店内に入ると、正面には香りをかげるようにグラスに入れられた珈琲粉や珈琲豆たちが並べられています。
何にしようか悩んでいると、豆ごとの特徴を丁寧に分かりやすく説明してくれるので、珈琲に詳しくない方も安心して選べます。
というのも、澤村さんはコーヒーの大会に出場しているので、話し方がとても上手。
悩んだ末に決めたのは、ベトナムのアナエロビックと珈琲コーラ。
今まではミルク入りだったので初めてブラックを頂きましたが、案の定、良いコーヒー。
珈琲とコーラの組み合わせはイメージが湧きにくいかもしれませんが、これがまた絶妙なバランスの美味しさ。
珈琲を飲みながらお話したのですが、ホントに珈琲の知識量が豊富で「すごいな」の一言に尽きます。
頭の中に知識を入れるだけではなく、その知識を使って珈琲を淹れる環境について掘り下げて考えているので、同業ながら恐れ入りました。
しかも、フラットにお話してくれるのでスーッと内容が入ってくるんですよね。
珈琲が好きな方はぜひお話してみてください、楽しくて会話が止まらなくなります。
ということで、今回はテイクアウトにしましたが、店内にはイートインスペースも設けられているので、外を眺めながらゆっくりするのも良いですね。
詳細
- 住所:〒399-8303
- 営業時間:8:00~16:00
- 定休:不定休
- 駐車場:4台
詳細はWebサイトやSNSをご確認ください。
まとめ
安曇野に良いコーヒーを提供してくれる人が増えるのはとても嬉しいですし、知識が豊富なのでお話しているとこちらも勉強になります。
珈琲の話をしたくなったら是非、澤村珈琲を訪ねてみてください。
ついつい長居してしまいますよ。