2022年4~6月、長野では善光寺の御開帳という7年に一度(今年はコロナウィルスの影響で8年)の一大イベントが開催されています。
それに伴って県内各地で7年に一度の○○といったイベントが開催されて要所要所で盛り上がりを見せています。
安曇野市穂高にある穂高神社も例外ではなく式年遷宮が斎行され、それに合わせて安曇野の観光事業を盛り上げるタイアップイベント「あづみ野てらす」が開催されるというので出店してきました。
穂高神社
穂高神社は北アルプスの麓の安曇野という地域にあります。
山に囲まれた地域ではありますが、航海や漁業など海を司る神様が祀られ、その由来は、安曇野を切り開いた安曇氏が漁業をなりわいとする海人族だったからだそうです。
御船祭が穂高神社で開催されていることはチラッと聞いたことがあったのですが、そういうことだったんですね。
また、上高地・明神池に奥宮、北アルプス・奥穂高岳山頂に嶺宮があり、壮大なイメージがかきたてられますね。
詳細はなかなかに難しいので、もっと知りたい方は公式サイトを覗いてみてください。
式年遷宮
そんな穂高神社では、20年ごとに本殿を建て替える大遷宮祭と、この間の7年目とその後6年目に修復と清掃を行う小遷宮祭があり、それらが定期的に行われるので式年遷宮とされているそうです。
前回の大遷宮祭は2009年だったので、今回は小遷宮祭ということですね。
街を挙げての一大行事になるので、それに合わせて多彩な催しも開催されます。
穂高人形ものがたり
また、穂高は人形でもよく知られていて、「穂高人形飾り物」は安曇野が誇る伝統技術。
今回の式年遷宮でも飾られているのですが、低い位置にちょこん、と置いてあるわけではなく小高い所に壮大なスケールで飾られているので迫力満点!
これは一見の価値ありだと思います。
あずみ野てらす
そして、式年遷宮のタイアップイベント「あずみ野てらす」は安曇野の観光事業も盛り上げようという地域を挙げての催事。
このコロナ過でこういった取り組みを積極的に取り入れてくれるのは本当に嬉しいものですね。
賛否両論あるかもしれませんが、出店者の方たちも、地域の方たちも沈みがちな雰囲気を明るくさせてくれるのではないかと思います。
あずみ野てらすでは飲食・クラフトの出店やパフォーマンス、演奏などのステージイベントもあり来場者も楽しめるようになっています。
5月10~12日は夜間に神竹灯も開催され、幻想的な雰囲気に包まれます。
最後に
コロナ渦では規制などがあり出歩くことが少なくなってしまいましたが、少し羽を伸ばして穂高神社式年遷宮・あずみ野てらすを楽しんでみてもいいかもしれませんね。
平日は出店が少ないのでのんびり雰囲気を楽しみたい方、休日はいろいろな出店を見て周りたい方におススメです。
基本的な感染症予防対策はお忘れなく。