コーヒーのキッチンカー「connex coffee」のブログ

季節限定シングルオリジンが【HANABI】コロンビアに代わります

HANABI

2021年7月、梅雨が明け夏の暑さが到来しました。

少し前には長野市と白馬・大町を結ぶ生活道路の19号線が土砂の影響で全面通行止めになってしまいましたが、ようやく片側通行になることで通れるようになりました。

近年の大雨には不安を覚えてしまいますね。

さて、季節限定シングルオリジンで提供していたHakkou Specialですが、終売になりましたので続いてHANABI(コロンビア)に代わります。

HANABI

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HANABI

コーヒー豆情報

HANABIは下記のイメージでallpress espressoのroarsteryによって焙煎されています。

夏の風物詩、花火のようなフレーバーを表現しました。コロンビア/サンチュアリオ農園から2種類の豆を使ったシングルエステートブレンドです。ゴールドウォッシュドのブルボン種とウォッシュドのティピカ種を使用しています。

最初にシナモンや花椒のはじけるスパイシーさを感じ、その後にグァバやピーチのようなフレーバーが広がり、最後にキャラメルを感じる甘さが余韻を残します。

roast:●●●〇〇process:gold washed & washed
origin:colombiavariety:yellow bourbob & typica
region:caucaelevation:1850-2100m
farm:santuariotaste:guava, cinnamon, szechuan peppaer

もう少し細かく見て行きましょう。

 

コロンビア・カウカ県

HANABIはコロンビア・カウカ県のサンチュアリオ農園で生産されています。

コロンビアは南米の北部に位置し、世界でも上位のコーヒーの生産量を誇るほど有名なコーヒー産地です。アンデス山脈の周辺に農園が点在し、中でもカウカはコロンビア中央の西部にあります。

標高が高く、火山性の土壌、雨量などコーヒー栽培に適している場所だそうです。

 

ゴールドウォッシュド

ゴールドウォッシュドという精製方法はあまり聞きなれませんが下記のようにして処理されます。

    1. 糖度23%以上のイエローブルボンを使用
    2. 収穫したコーヒーチェリーを1時間ほどキレイな水に浸して洗浄
    3. 一回目のアナエロビック(96時間)
    4. パルパーにかけ、ミュシレージを25%を残した状態にする
    5. モストに浸け、二回目のアナエロビック(72時間)
    6. 23日間かけてアフリカンベッドで乾燥

 

☑アナエロビック:アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)。コーヒーチェリーをタンクなどに入れ、酸素を遮断。微生物の活動を活発化させて発酵を促す方法。

☑モスト:コーヒーの果皮と果肉、ミュシレージで作られたジュース。

 

シングルエステート

シングルエステートとは、シングル(単一の)+エステート(土地)。要は一つの農園のことを指します。

なので、シングルエステートにはシングルオリジンのコーヒーもあればブレンドもあります。

HANABIはサンチュアリオ農園のブルボン種とティピカ種を使用しているのでシングルエステートブレンド、ということになります。

味わい

コロンビアのコーヒーは、花のような華やかなフレーバーだったり、マイルドな感じのイメージが強いですが、HANABIはゴールドウォッシュドのコーヒーを使用していることもあって、+αのスパイシーさと甘みも加わった味わいを感じることが出来ます。

また、ブレンドされているのでシングルよりは複雑なテイストにはなっていますが、どのフレーバーを強調したいのか、淹れ方次第でいろいろな表現が出来るコーヒー豆かな、という印象です。

最後に

今回の季節限定のHANABIは夏を代表するイベントである花火のように、移り変わっていくようなフレーバーを楽しむことが出来るコーヒーです。

長野をキッチンカーで周っているので、見かけた際にはallpress espressoのコーヒーを是非お試しください。

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